資本主義経済では、強い者がいくら稼いでも文句を言われることはないのが建前です(ただ、妬まれることはあるかもしれませんが)。
反対に弱い者は忘れ去れるだけでしょう。
国にとって経済を動かすだけの歯車となりえている企業については、つぶれてもらっては困るということから支援をすることが多いはずです。
なので、破綻しても支援を行い再生させる道を歩ませるのでしょう。

経営者は一国一城の主であるため、食うか食われるかの戦いを常に意識しなければならないですが、規模が大きくなると食うか食われるかの以前に経済にとって重要な存在であるかどうかという価値も判断されているということでしょうか。

そんな大規模な企業の経営者は心の強い人でないと成り立ちそうにもありませんね。
資本主義社会は夢を追うことも自由ですが、その結果についての責任を自分で負わなければならない「自由と責任」で成り立つ社会です。

大野