株主総会とは、株式会社の最高意思決定機関であり、株式会社の方針を決定する重要なものです(会社法295条)。

株主総会の開催について、会社法では「定時株主総会は、毎事業年度の終了後一定の時期に招集しなければならない」(会社法296条)とされ年に一度は開催されなければなりません。
これは、会社が株主の出資を得て営利活動を行っていることから、定期的に会社の状況を株主に報告しなさい、ということです。

定時株主総会は、会社法上「毎事業年度の終了後の一定の時期」に招集しなければならないとされており、その時期は会社によってばらばらであるはずです。
事業年度が3月で終了するところもあれば、8月で終了するところもあるはずです。

しかし、6月下旬になると株主総会関連のニュースが多くなります。
多くなるということは、それだけ6月下旬に株主総会を開いている会社が多いということです。
これはなぜなのでしょうか。

大野