看板娘とは、店舗などにおいて、店の顔となり、客を引きつける魅力的な女性をいうそうです。
「娘」ですから、「女性」ですね。
最近、「看板」の重要性をひしひしと感じています。
いろいろな情報発信ツールが発達している現代において、いかに「注目」してもらえるかが大切な時代となっています。
たとえば、ユーチューバ―は注目の数ほど再生数が増え、収益が上がるため、一番「看板」たる「何か」がほしい職業だと思います。
もっとも、違法すれすれなことをして注目を集めようとする方もおられますが、注目のされ方が違う方向を向いていては批判の的になるだけですのでやめておいたほうがよいかと思います。
古典的に「人」そのもので勝負するのが無難ではあるかと思いますが、それではインパクトが弱いという側面もあり難しいところです。

ただ、看板娘がいる店の人が好みの人である・話し上手な人である・聞き上手な人である、などの店には自然と足が向いてしまっている人が多いと思います。
私もそうです。混雑していて入店できなかった場合でも、他の日にもう一度行こうと思ってしまう簡単な人です。
それだけでいかに看板娘がいることの重要性がわかるかと思います。
今後は人ではなく「AI」がすべてにおいて活用されるといわれていますが、「看板AI」たるものも登場するのでしょうか。
人である以上は少しは「ドキドキ感」を味わっていたいものです。

さいごに、看板娘という言葉はよく聞きますが、「看板息子」という言葉はあまり聞きませんね。そこで、検索してみたら、「看板娘の男子版」として一応説明されていたので、言葉としてはあるようです。
看板娘が前提にされていたのが少し面白かったです。

大野