eスポーツという言葉が登場してある程度期間が過ぎました。今日本はコロナ一色、コロナの対策、伴う経済の政策はどうするのか?各種イベントは軒並み中止となっています。

ところでeスポーツはゲームの大会です。日本以外の国ではとても大きな規模で実施されています。日本では優勝しても賞金は2000万程度といったところでしょうか。それでも大きな金額には違いありませんが日本ではあまり積極的に実施しているわけではありません。

軒並みイベントが中止する中、唯一あり得るイベントはこのeスポーツではないでしょうか?これは韓国で実施された時はかっこいいコロシアムみたいなドームに人を集めて実施していましたが、大会は画面を観客一同が見るというスタイルになります。

画面という意味ではミュージシャンのライブに行っても、野球の試合でもありますが、生の臨場感プラスアルファにこの画面が使われています。しかしeスポーツはそもそも画面を見るのが前提になっていますから、これを自宅で見れるように配信にしてもイベントとしては成立するのではないでしょうか?

例えばこのようなイベントを企画した会社いたとします。会場を借りるまで契約をしたのですが、この感性を持ち合わせず、イベントを自粛しないといけないからと言って頭を抱えていたとします。そこへこのイベントを開きたいけどそこまで資金に余裕のない人がいたとします、この契約上の地位を移転することができます(新民法539条の2)もちろん相手方つまり場所を貸してくれた人の同意は必要です。

西本