白と赤に分かれて戦う、紅白戦。
年末の風物詩、紅白歌合戦。

これらの原点は、源平合戦までさかのぼるのは以前のブログで書かせていただきました。

色で分けられているものとして、トイレのマークもあります。

男性のトイレマークは青色、女性のトイレマークは赤色で表示されていることが多いです。

これは源平合戦まで遡りませんが、1964年の東京オリンピックまで遡ります。

東京オリンピックの際、グラフィックデザイナーの道吉剛さんという方が、トイレのマークを男女で色分けすることにしたそうです。

マークだけでも良かったのでは、という疑問が生じるかもしれませんが、海外では男性がスカートをはく国も存在することから、マークだけでは間違いが生じるかもしれない。

そこで色で区別をしようとなったのでしょう。

男性は青、女性は赤、という認識はなかったそうですが、アメリカの子供たちが青っぽい服の男の子と赤っぽい服の女の子が目に入ったことから、共通のイメージになるのでは、となったそうです。

トイレのマークの色分けは、今となっては当たり前のように使われていますが、そこまで歴史が長いものではないようです。

大野