人には感情があります、怒ったり、悲しんだり、喜んだり、驚いたり、怖がったり、嫌いになったり、好きになったり、諦めたり、様々な感情を持ちます。

感情的になってしまうことは、社会生活を送るうえで避けられません。

ただ、感情に任せてしまうことは良くないことが起こりがちです。

悲しんで、怒って、何かを得られることがあるでしょうか。

むしろ失うことの方が多いかもしれません。

そんなとき、落ち着いて、今すべきことを考えることが重要です。

ある有名な動画の中で罵倒された方がいらっしゃいます。
通称「江ノ電自転車ニキ」

江ノ電と並走していた自転車に乗ったアニキを省略してそのようになったのですが、この方は撮り鉄にとって絶好の撮影スポットに何も知らないで車両と並走し、自分を撮影していると思い、ポーズをしたところ、撮り鉄から罵倒された、という動画です。

この動画で撮り鉄は多くの批判を受けることになってしまいました。

電車の写真を撮りたい、それを邪魔されたため、怒りから江ノ電自転車ニキに対して怒りに任せて罵倒をしたのですが、得られたものは何もありませんでした。

いい電車の写真は撮れない、批判の対象となってしまった。

落ち着いてみれば、撮影の確保をしていない、誰でも通れる道であるならば、電車と人(車)がかぶってしまうのは想像に難くありません。

そう思ったのか、江ノ電自転車ニキさんはタコス店を経営していらっしゃるそうで、撮り鉄さんが謝りに来たそうです。

この行動は今すべきことを考えた結果ですので、正しいものだなと思います。

人間は感情の起伏が激しいですから、如何にそれを表に出さないか、かといってためすぎるとストレスになりますので、発散させる方法も必要となります。

うまく使いこなせるようになりたいですね。

大野