責任、それはやらなければならない務めとして、自分自身が引き受けなければならないもの。立場上当然追わなければならない任務や義務を言います。

義務とは、それぞれの立場に応じて行動に課せられる一定の拘束、務めを言います。

法律にも責任という言葉が出てきます。

民法709条 不法行為
「故意又は過失によって他人の権利又は法律上保護される利益を侵害した者は、これによって生じた損害を賠償する責任を負う」

故意又は過失によって他人の権利を侵害した者は損害を賠償する「義務」を負うと規定されているのです。

不法行為の規定では責任=義務でしたが、ほかにも法律には責任という言葉が使われています。
憲法にも出てきます。
探してみてください。
それが、責任=義務の意味なのかどうなのか考えてみるのも面白いかもしれません。

大野