刑法の考え方シリーズ(違法性の意識と故意の関係)公開日:2021年4月30日憲法 刑法の考え方 犯罪の成立要件としては構成要件該当性がまずは必要です。この構成要件該当性の中は実行行為、結果、因果関係が必要でそのあとに検討するのが構成要件的故意の該当性です。 ここでいう故意が犯罪の成立要件に該当するかどうかに対しての […] 続きを読む
会社法の考え方シリーズ(株主平等の原則)公開日:2021年4月29日企業法務 会社法関連 株主平等の原則とは、株主としての資格に基づく法律関係について、株式会社は株主をその有する株式の内容及び数に応じて、平等に取り扱わなければならないという原則をいいます(会社法109条1項) 例えば、Aが1株Bが1株持ってい […] 続きを読む
刑法の考え方シリーズ(正当防衛の要件「急迫性」)公開日:2021年4月28日憲法 刑法の考え方 正当防衛成立のためには、現に危険が差し迫っているまたは間近に迫っていることが必要です。 これはなぜなのかと言いますと、正当防衛(刑法36条1項)といいますのは、本来法益の侵害行為があったまたはありそうならそれは国民が自力 […] 続きを読む
プライバシーポリシーについて公開日:2021年4月27日契約法の考え方 プライバシーポリシーは取得した個人情報をどのように保護するか、用途はなにか、疑義がある場合にはどこに言えばいいのかを記載したものをいいます。 ECサイト上で個人情報を取得することがないのであれば必要ありませんが、そういう […] 続きを読む
委任契約と終了事由公開日:2021年4月26日暮らしと法律 民法653条において、委任の終了事由が列挙されています。①委任者または受任者の死亡②委任者又は受任者が破産手続開始の決定を受けたこと③受任者が後見開始の審判を受けたこと 上記の事由があれば委任契約が終了するといわれていま […] 続きを読む
刑法の考え方シリーズ(不作為犯)公開日:2021年4月25日憲法 刑法の考え方 例えば、殺人罪の場合、作為(何らかの行動をすること)で実行する場合はもちろん成立しますが、不作為(何もしないこと。もちろん殺意はあるとします)であっても殺人が成立することがあります。 これを不作為犯と言います。 不作為犯 […] 続きを読む
臨終からの手続き②民間編公開日:2021年4月24日葬儀社・薬局開設の許可申請 人が亡くなった場合、役所に必要な届出をするだけではなく、さまざまなサービスを受けているでしょうから、それに関する手続きをしなければなりません。 例えば、以下の手続きが考えられます。 ・電気、ガス、水道、NHK、新聞 契約 […] 続きを読む
臨終からの手続き①役所編公開日:2021年4月23日葬儀社・薬局開設の許可申請 人がなくなると様々な手続きを行わなければなりません。相続と手続き①でも書いたのですが、少しおさらいです。 ①人がなくなった場合にすぐに行うこと・死亡診断書をもらい、死亡届を届出ること。 死亡から7日以内に役所へ提出するこ […] 続きを読む
民法の考え方シリーズ(取得時効と登記)公開日:2021年4月20日民法・民事訴訟法の考え方 ある土地を時効取得した人は第3者に対して時効取得を登記(177条)なくして対抗できるかという問題があります。例えば、土地の持ち主AがいてそのAの土地を甲が10年善意で取得時効したとします。これを知らずにAはは第三者に売っ […] 続きを読む