法律の条文は、第OO条第OO項OO号のように規定されています。

法律の一番大きな単位は「条」です。

条をさらに細分化したいと考える場合、「項」を使います。

条や項をさらに細分化したいと考えた場合、「号」を使います。

そのほか法律の記載には一定のルールがあるようです。

「項」は基本的に、第1項以外は、アラビア数字で「項番号」が付けられています。

OO条(OOO)
  歳をもって、成人とする。
2 ~~~~
3 XXXXXX

「号」については、漢数字で「号番号」が付けられています。

OO条(OOO)
  は、同意を得なければならない。
 ①~~~~~
 ②XXXXXXX

「号」をさらに細分化したいときは、「イロハ」を使い、

「イロハ」をさらに細分化したいときは、「(1)(2)(3)」が使われます。

消費者契約法
(適格消費者団体の認定)
第13条 差止請求関係業務(中略)を行おうとする者
は、内閣総理大臣の認定を受けなければならない。
2 略
3 内閣総理大臣は、(中略)認定をすることができる。
一~三 略
四 その理事に関し、次に掲げる要件に適合するも
のであること。
イ 差止請求関係業務の執行を決定する機関とし
て理事をもって構成する理事会が置かれてお
り、かつ、定款で定めるその決定の方法が次に
掲げる要件に適合していると認められること。
(1) 当該理事会の決議が理事の過半数又はこ
れを上回る割合以上の多数決により行われる
ものとされていること。 (以下 略)

是非皆さんも条文を見てみてください。

大野