リスクには2種類あります。予期できるリスク、そして予期せぬリスクです。

前者はあらかじめ対策を考えておくことができますが、当然後者は不可能と思われがちです。

しかし、後者の場合にリスクを想定しておくことは実は可能です。

ただそれには、社内で予め会議をして構築するだけでは足りず第三者に入ってもらった上で構築することが不可欠です。

社内の人間は社内の風土、仕組み、もちろん業務内容に至るまで把握していると思いますが、いくら検討してもそれは予期しうるリスクにとどまります、なぜなら検討順序は必ず普段の業務上から考えることになるからです。

社外取締役や監査役といったポジションが必要なのはこういう意味です。

第三者による意見を積極的に取り入れ、考えもつかなったリスクを発見しそれに対応できる仕組みを作っておくことで日常業務がスムーズにいくことはもはや言うまでもありません。

どのような業種であってもそれは普遍的なものでしょう。ベネフィットとリスクは常に表裏一体だからです。

当事務所ではこのリスクに対応し経営をスムーズに行うために事が起こった際に経営に出る支障を最小限に留めるための独自のノウハウがあります。

有事の際に、いかに日常業務に支障が出ないよう、人員を割かなくてもいいような仕組みがあることが健全な経営のための第一歩だと考えています。

西本