テキストを読んでから、一回頭に入れてそのあと問題を解く、このスタイルをされている方、いますぐやめてください。問題を解いて、もちろん意味わからないですので、そのあとテキストを読む、わからないところを読むという感じで進めてください。

これはなぜそうした方がいいかというと、法律の問題というのは適用場面がわからないと、頭に入ってこないでしょう。適用場面がわかると「あーそういう風に使うんだ」と感じることが出来ます。

また負担を減らすために、記述式はいったん民法の択一を一周解き終わったら始めるようにしてください。またいずれご説明しますが、記述式は合格するためには重要な要因になりますが、焦ってやってもあまり意味はない上に、短期間で伸ばすことも可能な面があります。

もちろん時間をかけてやった方が合格は近づきます。しかし、焦ってもあまり意味はないためまずは択一の問題で具体的な適用場面を理解し、それをもって頭に入ったという認識を持ってください。

テキストを読んでも分かった気になるだけで、「点数」には結び付きません。しかし、法律には詳しくなるという奇妙な現象に入ります。ここに入るとかなり合格が遠のくので本当に注意してください。

西本