フリーランス・個人事業主の法務– category –
フリーランスや個人事業主として活動する中で、契約や報酬、業務範囲に関するトラブルは決して珍しくありません。
「口約束で進んでしまった」「条件が曖昧なまま仕事が始まった」といったケースも多く見られます。
このカテゴリーでは、業務委託契約の基本、報酬トラブルの予防策、継続取引における注意点など、実務に直結する内容を中心に解説しています。
初めて契約を交わす方や、これまで自己判断で進めてきた方にも役立つ内容です。
安心して仕事に集中できる環境を整えるためにも、契約の見直しや整備は重要です。
実情に合わせたサポートも行っていますので、お気軽にご相談ください。
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契約書には何を書いても有効となるのか
フリーランス・個人事業主の法務
少し刺激的なタイトルですが、結論的にはNOです。ではなぜNOとなるのか。 基本的に、犯罪でないのであれば自由経済となりますので、当事者が納得していることであれば、それは有効となるのが契約です。 しかし、自由経済を逸脱するような、例えば、愛人契... -
宿題代行サービスは有効かどうか
フリーランス・個人事業主の法務
今もあるでしょうか。宿題代行。ふとこれについて考えたときに、宿題代行や大学のレポートを有料で代わりに受ける、などのビジネスについてその有効性を検討してみたい。 まず宿題を教えるという行為、これはやり方を教える、答えを教える、どちらでもある... -
契約書に署名しないとどうなるか?
フリーランス・個人事業主の法務
クラウドサイン等でない、紙の契約書の署名欄に署名を直筆でせず、パソコンで打っただけで、かつ印鑑を押さないということになると、契約書としてサインしていませんと言えば、それはそうかもしれません。 つまり後からサインしたしていないといったことで... -
相殺適状
フリーランス・個人事業主の法務
相殺とは、自働債権と受働債権を対等額で打ち消し合うことを言います。 自働債権:相殺する側がされる側に対して有する債権 自分の債権です受働債権:相殺を受ける側がする側に対して有する債権 相手の債権です もう少し柔らかくいうと、... -
私権の分類
フリーランス・個人事業主の法務
私権とは私法関係における権利の総称です。 私法とは私人間において適用される法律のことです。 典型例として民法があげられます。 では私権とは具体的にどんなものがあるのでしょうか。 まずは、①内容による分類です。 A:財産権経済的価値のある財産的利... -
契約の成立とは
フリーランス・個人事業主の法務
契約はどうやって成立するでしょう? 民法には以下のように規定されています(民法第522条)。 「契約は、契約の内容を示してその締結を申し入れる意思表示(以下「申込み」という。)に対して相手方が承諾をしたときに成立する」 すなわち、原則として... -
法律を遵守する理由
フリーランス・個人事業主の法務
法治国家においてあらゆる法律が制定され、施行されています。何千種類も法律があり、禁止されていることを行うと罰則があったりします。 やりたいことは人それぞれですし、考え方も様々です。 安心して暮らしたいと考えるなら、禁止項目が多くなると安心... -
無効の追認
フリーランス・個人事業主の法務
無効とは、初めから行為の効力が生じていないことを言い、誰かに意思表示をせずとも当然に無効です。 例えば、意思無能力者が行った行為は無効となります(民法第3条の2)。 ただ、無効なものを有効にしようと考える場合もあるかと思います。例えば、泥... -
他人物売買と二重譲渡
フリーランス・個人事業主の法務
民法において他人の物を売ることを想定した規定があります(他人物売買)。 民法第561条です。(他人の権利の売買における売主の義務)「他人の権利(権利の一部が他人に属する場合におけるその権利の一部を含む。)を売買の目的としたときは、売主は、... -
フランチャイズ契約で研修実施する際の注意点
フリーランス・個人事業主の法務
フランチャイズ契約などでは、本部が研修を実施することが多いです。 その際の費用ですが、これを加盟店が支払うとする契約は違法でしょうか? 答えは、原則は違法とならない、しかし内容によっては、違法、無効となる可能性はあります。 といいますのは、...