南本町行政書士事務所(Minamihonmachi Administration Office)

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「刑法の考え方」の記事一覧

少年事件で勾留されるか

勾留とは逮捕された被疑者、もしくは被告人を逃亡や証拠隠滅のおそれがあるときに刑事施設に留置して拘束することをいいます。 留置所と言われる警察署の施設なんかにお泊りさせる行為ですね。 これは成人している方が被疑者になった場 […]

犯罪に対して刑罰を与える意味

日本の刑法では、犯罪行為に対して刑罰をあたえることになっていますが、これはどのような根拠に基づいているのでしょうか? 応報刑論と言って、犯罪を犯した人に対して報いとして刑罰を科す(応報)そしてこれにより、他の犯罪を今犯し […]

刑法の考え方シリーズ(自首について)

罪を犯した者が捜査機関に発覚する前に自首したときは、その刑を減軽することができます(刑法42条1項)。 ですので、指名手配犯が自首してもだめです。だからといって逃亡を続けると、情が重くなることもあります。 捜査機関に発覚 […]

刑法の考え方シリーズ(自招防衛)

正当防衛を考える場合、例えば自分で相手方挑発し、こちらに危害を相手方がするように仕向けた場合でそれに対して反撃しても正当防衛が成立するかという話があります。 正当防衛が成立する根拠は、急迫不正の侵害があった際、国家に助け […]

刑法の考え方シリーズ(緊急避難)

緊急避難とは自己または他人の生命・身体・財産に対する現在の危難を避けるためにした行為であり、他にその危難を避ける方法がなく、その行為をから生じた害悪が避けようとした害悪の程度を超えなかった場合のことを言います(刑法37条 […]