新年度が始まり忙しい日々を過ごされているかと思いますが、お部屋や身の回りはきれいな状態を保てているでしょうか?

掃除をしなければと思いつつ、日々疲れて家に帰ると掃除は後回しにしがちです。

4月22日は清掃デーといわれています。

今日に限って身の回りをきれいにしましょうということではありません。

1954年の本日、清掃法という法律が公布されたことにちなんでいます。

清掃法という法律は現在はなく、1971年9月24日に廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)に全面改正されています。

清掃法では、汚物の衛生的処理と生活環境の清潔による公衆衛生の向上を目的としていました。

この法律が制定された後、高度経済成長期に突入し大量のごみ問題が発生、公害が社会問題となっていきました。

清掃法では、事実上産業廃棄物の大部分の処理は事業者に任されていたため、公害へとつながっていったと考えられています。

そこで清掃法では対処しきれないということで全面改正し、廃棄物処理法が制定され、現在に至っています。

ゴミはできるだけ出さないように心がけ、発生したゴミはきちんと処理し、生活環境を清潔にしましょう。

大野