聖徳太子とは皆さんご存じの通り推古天皇の摂政です。
当時繫栄していた隋に小野妹子を派遣し、文化を学ばせ、日本に取り入れました。
そして冠位十二階や十七条憲法などを制定し、中央集権国家体制の確立を図った人物です。

聖徳太子が教科書から消える、なんていうことをどこかで聞いたことがありますが、「聖徳太子」という名前があやふやなだけな感じがします。
人物としては存在していたそうで、名前が「厩戸王」だったそうなので、そちらをメインで表記するようになるのだろうという気がします。

聖徳太子という名前で学んできた身からすると少し寂しいですね。

そんな聖徳太子ですが、日本の紙幣の肖像として多く採用されています。

千円札もあれば五千円札の肖像の時もありました。
一万円の肖像の時もあり、多く肖像に採用されてきた人物です。

そして、1月7日は聖徳太子の肖像が採用されている千円札が発行された日です。
1950年1月7日、初代千円札から聖徳太子の千円札に変更がなされています。

背面には法隆寺夢殿が採用されており、新年早々、縁起がよさそうな新札が発行されたものだと感じました。

皆さんは聖徳太子が採用されている札を今も持っていますか?

大野