人を育てるのは大変難しいことです。
どれだけ手塩にかけても、その人自身にやる気や技量がなければ育てられません。

かといって、強引にやらせても離れていくだけということもあり得ます。

人が育たなければ、指導者(教育者、先代)以降の存続は危ぶまれてしまいます。
それなりでもいいので、育ってほしいと思うのは誰もが思うところだと思います。

昔、海軍の軍人に山本五十六という人がいました。皆さんご存じだと思いますが。

海軍の指揮官として優れた人だったといわれています。

そんな山本五十六は、以下のような言葉を言ったそうです。

「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば、人は動かじ。」

「 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。」

「 やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。」

人を動かすには
 ・まずは自分でやり方を見せる。
 ・その後に意義を伝える。
 ・そして、相手にやらせる。
 ・やったことに対して褒める。

人を育て、人が成長するためには
 ・話し合う。
 ・相手の話を聞く。
 ・相手を認める。
 ・そして任せてみる。
 ・任せたことをやってくれていることを見守り、感謝し。
 ・相手を信頼すること。

相手を尊重していることがわかる名言ではないでしょうか。

大野