やりたいこと、やりたくないこと、好きなこと、嫌いなこと、人それぞれです。
ある人にとっては当たり前、ある人にとっては非常識
そんなことたくさんあると思います。

社会はみんなで動かしていくものですから、一定程度の共通認識は必要と思います。
そこから大きくずれていなければ、何をしてもその人が好きなようにすればよいのではないでしょうか。

ある人が、祖母から言われた言葉としてこんなものがあります。

「口から出すものは好きな物だけにしとけ、嫌いだって声を大きくしてそれを好きな人の口を塞ぐな」

この食べ物は嫌いです。冬なのに半パンなんておかしくない?
口に出さなくてもいいことかもしれません。
ネガティブな言葉は、相手にとってダメージが与えるでしょう。
その食べ物、相手は好きかもしれませんし、そもそも嫌いという必要があるのか。冬に半パンを着ようが問題ないはずです。

自分が口にした言葉によって、相手の言葉のチョイス、相手の行動に影響を与えることになります。
自分の発した言葉の意図としてはそうではないのかもしれませんが、相手にダメージを与えています。
程よい関係を築いていくためには、このような事態は避けたいですよね。
避けるためには、その言葉を発しないように心がけることが大切となります。

絶対に口にするな。というわけではないでしょうが、
相手への配慮が大切ですよ。という意味が祖母の言葉には含まれているのだと思います。

良かれて思っても相手にとっては迷惑、なんてこともあるかもしれません。
それは相手への配慮が足りないのでしょう。

人間関係が希薄になりつつあるといわれていますが、いつの時代も相手への配慮が必要です。

大野