現役を終えようとしている、終えたときに自分の後に続く人がいてほしいものです。

それは子供かもしれませんし、後輩かもしれませんし、赤の他人かもしれません。

私は現役を退くから、後は頼んだ。といわれてできる人も多くいるでしょうが、たいていの場合は何らかの形で育成をしたり、後見としてとどまるかと思います。

偉大な人の後を継ぐ、それだけでプレッシャーと感じる方もいるでしょう。

後継者を育成する側の人にはぜひ、3つのサポート姿勢・信念を持ってもらえると後継の方のプレッシャーが和らぐのではないかなと思います。

元プロ野球選手であり、コーチ、高校の先生にもなった高畠導宏さんの言葉です。

「大きな耳、小さな口、優しい目」

話を聞く、余計な口出しはしない、見守る。ということだと思います。

一言でいえば、我慢。

やはり、あれやこれやと言ってしまいがちですが、引退した後は後継者が一人で切り盛りをしていかなくてはなりません。いつまであっても先輩の話を聞いていては一人前になりません。

聞かれたら答える。

教え込むのではなく教える。

一人前を育てるためには時には必要なことかもしれません。

なお、高畠さんをモデルにしたテレビドラマ「フルスイング」がNHKで昔放送されていました。

大野