経営者であれば、経営判断はいつでも求められます。

進むのか、撤退するのか、方針を転換するのか、365日24時間求められます。

先輩経営者はある名言を残されています。

「決断というのは、100%の情報があったら誰でもできます。しかし、それじゃビジネス・チャンスとしてはもう遅い、本当の決断は、60%ぐらいのときでなければいけません。」

河毛二郎(王子製紙元社長)

流動性があるビジネスにおいて、100%を求めるのは困難です。

いつまでたっても100%にはなりませんから。

60%くらいでジャブを打ちながら、様子を見る、いけると思ったらストレートを打つ
フットワークが軽いだけでは試合には勝てず、相手にパンチを入れてこそ、試合に勝てる
そんな感じでしょうか。

ビジネスチャンスを失わないためにも、リスクを把握しつつ、60%の情報で勝負に出る、これが経営判断の基本といえるのでしょう。

大野