現代では、写真を誰でも簡単に、きれいに撮ることができます。
そのうえで、加工も簡単にすることができる時代です。

一昔前では、写ルンですなどを購入したうえで現像のために写真屋さんへ持って行ったものです。
ポラロイドカメラなんかもあり、撮って前から写真が出てくる感じが大好きでした。

今では、誰もが持っている携帯電話・スマートフォンで写真が撮れる時代です。
携帯電話に写真が取れる機能がついたのはつい最近なんですけどね。

それもきれいに撮ることができます。
インスタにアップするのであろう、という方がいたるところで写真をバンバンとっているのがよく見る光景となっています。

写真を誰でも簡単に撮れる時代、大変いいことだと思います。
ただ、写真が撮れる、その時の状況を押さえることができる、監視社会にもつながりますね。

また、その時はいいのかもしれませんが、羽目を外した写真も撮る機会が多くなるでしょう。
それはそれでいい思い出ですが、人の道を外してしまった・何かに巻き込まれたときには恐怖の写真となりかねません。

犯罪者や失踪者となった場合に、画像が出されることが多いと思います。
そのときの画像が羽目を外した写真であったなら、目も当てられません。
昔は卒業アルバムなどが利用されていたようですが、現在では「視聴者」提供などといってどんな写真が出されるかわかりません。
選別はなされるでしょうが、絶対でないとは限らないと思います。

写真は思い出を残す最高のツールかと思いますが、晒される危険性もあるので、節度ある利用も必要となった時代なのかなと思います。

大半の方はそんな心配はいらないでしょうが。

大野