消費税増税に伴う、需要の急激な変動を抑える目的で導入された、キャッシュレス決済の場合のポイント還元が昨日終了しました。

クレジットカードや電子マネーを利用した料金の支払いを行った場合2%~5%が割引かれるものでした。
一回一回ではそこまで大きな金額ではないですが、継続すると大きな金額が割引かれた方、高額の商品を購入された方、はだいぶ恩恵を受けたのではないでしょうか。

ポイント還元を知って電子マネーを取り入れた方もいるのでしょう。
コロナの流行もあり、現金のやり取りが敬遠されたことも取り入れるきっかけとなった方もいるでしょう。

そのポイント還元が昨日終了してしまいました。
日本人は現金主義の方が多いのが現状です。
私も電子マネーやカードを利用することがありますが、現金を持っていないと不安な人です。

この制度は一定程度、電子決済の普及に貢献したでしょうが、それでもまだまだ常態化したとはいえるものではありません。
また、ポイント還元が終了したことにより、消費がさらに落ち込むことも考えられます。

そこで、次の一手として政府は、マイナンバーを利用した電子決済でポイント還元を行うようです。

あらゆる手を考えるのは大切ですが、そもそもの税政策についても考えてもらえたらありがたいと思います。
増税はいつも議論になりますが、その上がった税率を下げようという議論は耳にしませんので。

大野