後から契約書を交わすことはできるのでしょうか?公開日:2023年2月10日契約法の考え方 こちらもよく質問で上がってくる内容です。結論的には、できるです。ただし、その相手方が承諾してくれたらの話です。 契約書自体がないまたは交わさないとしても当事者間の契約自体は有効です(民法176条)。契約書がないと有効に成 […] 続きを読む
無理矢理契約書を交わすとどうなるのか?公開日:2023年2月9日契約法の考え方 無理矢理契約書を交わす、例えば、嫌がっている相手を囲んで契約させる、外に出たいと言っている、またはそう言っていなくても監禁するなどして自由を奪う、アルコールや薬物により意識を奪う、このような手段で契約をした場合、法律的に […] 続きを読む
契約書に書かれている違約金の意味公開日:2022年12月29日契約法の考え方 契約期間をしばり、例えば6か月以内の解約はできないですなどど書けるのですか、というご質問はよく受けます。結論としては、できます。その時に、では、定められた期間以内に解約をされた場合には違約金を頂戴するという契約は有効です […] 続きを読む
カスタマーハラスメント防止規定公開日:2022年12月14日契約法の考え方 お客様に強く言えないと言った業種はいくつもあります。またその中でも、一度、それも短時間お客様と関わるタイプのお仕事もあれば、長くかかわるものもあります。特に後者ですと、カスタマーハラスメントに始まり、お客様に何か言われた […] 続きを読む
報酬、損害賠償金は一方的にという契約は有効か公開日:2022年12月7日契約法の考え方 よくご質問をいただきますが、ある仕事を誰かに依頼する場合、業務委託契約書を交わします。もちろん誰かに依頼するのですから報酬は払います。しかし、業務をこなす費用は有料で買い取ってもらわないといけない、納期が極端に短い、成果 […] 続きを読む
契約書の再委託の部分の有効性公開日:2022年12月6日契約法の考え方 契約書で書いておいた方がよいものの一つに再委託というものがあります。これはある仕事を依頼された場合にそれをいわゆる外注することができるかどうかの部分に関わるのがこの再委託です。依頼される仕事によってはその人本人がしないと […] 続きを読む
契約書の中の小さい文字の有効性公開日:2022年12月5日契約法の考え方 複雑な契約であったり、著しく長い文章であったり契約書をきちんと読まなかったことで、後でとんでもないことになったりすることがあります。契約書を意図的に、無意味に長く、そしてわかりにくく書いた場合、考えられるのは詐欺、錯誤 […] 続きを読む
秘密保持契約は必要か公開日:2022年11月4日契約法の考え方 何か新しいビジネス相手様と何か契約をする際に、秘密保持契約を先に締結してからと言われたことはありませんか? 契約書本体に秘密保持に関わる部分もあるのですが、これとは別に秘密保持だけの契約というものが存在します。NDAと言 […] 続きを読む
どちらかに一方的な契約は有効か公開日:2022年10月25日契約法の考え方 経済活動をする私人同士は公平であることが前提です。商品を売る側と買う側、買う側が常にえらいということはありません。仕事を発注する側が常に有利ということもありません。 私は仕事柄様々な契約書を目にしますが、その中で、以下の […] 続きを読む
損害賠償請求をされる場合公開日:2022年10月19日契約法の考え方 契約書を締結してもしていなくても、日本では口約束で契約は成立します(民法176条)。 ということは、契約内容通りのことをお互いがしないと、債務不履行(契約内容通りの事を債務といい、これをしないことは不履行と言います)とな […] 続きを読む