書道の著作物と芸術性公開日:2023年9月20日著作権法 最近何件か書道の文字をビジネスにされている方からのご依頼を受任しました。書道の著作権ということですが、その人のオリジナル性がでているものであれば、芸術性があることに異論はないでしょうから、著作権の発生となります。著作権法 […] 続きを読む
著作者人格権~氏名表示権とは~公開日:2023年6月27日著作権法 氏名表示権とは、作者と名乗ることが権利と言い換えることができます。 著作権とは権利の束で、これを束ごと、一束ずつ売る貸すできるのですが、著作者人格権だけは売ることはできません。 この人格権に含まれる権利の一つが氏名表示権 […] 続きを読む
著作権の意味公開日:2023年5月4日著作権法 契約書の中に知的財産権、特に著作権について書かれているのをご覧になったことはありますでしょうか? デザインをやります、マンガを描きますといったクリエイター様の契約なら当然ありますし、その他のコンサル契約などにも記載されて […] 続きを読む
作者、製作者と名乗る権利をどう保護するか(クリエイター様必見)公開日:2023年1月5日著作権法 デザインをする(ロゴ制作、ホームページデザイン、キャラクターデザイン、服飾のデザインなど)、詩や小説を書く、振り付けをする、もちろん絵を描くのも含めすべて著作権という権利が自動的にそのクリエイター様に発生します。 しかし […] 続きを読む
共同著作の権利行使公開日:2022年7月15日著作権法 共同著作が成立すると、様々な効果が発生します。 第1に権利の行使に関する効果である。共同著作の要件を満たすと当該共同著作権の著作者人格権は原則として、著作者全員の合意によらなければ行使することができません(64条1項)。 […] 続きを読む
著作者であることの推定(著作権法14条)公開日:2022年7月4日著作権法 著作権は特に届け出など出さずとも、発生します。 その著作者の認定はあくまで著作物の創作過程に着目して行われます。だからといって自分の著作物について著作者として訴訟を提起する場合、いちいち当該著作物の創作過程を主張立証する […] 続きを読む
著作権と映画の盗撮公開日:2022年6月27日著作権法 映画の盗撮の防止に関する法律というのをご存じでしょうか?2007年に制定された映画の権利を守る法律です。 この話をする前に著作権侵害とならないケースに私的使用のための複製というのがあります(著作権法30条)。 これは、著 […] 続きを読む
著作物を共同で制作した場合の処理公開日:2022年6月19日著作権法 著作者とは、著作物を創作した者をいいますが、著作物の製作を常に一人で行うとは限りません。 複数の者が著作物の制作に関与して共同で制作すれば共同著作となります。ちなみに著作物とはどういうものかといいますと、今回の説明からは […] 続きを読む
漫画喫茶ビジネスと漫画の著作権の関係公開日:2022年5月20日著作権法 喫茶店や理美容室などにおける雑誌や漫画本の店内貸出しが、貸与権侵害とはならないのですがこの根拠は雑誌や漫画を集客の手段に使っていないからです(著作権法第38条4項)。 では集客の手段で使っている例えば漫画喫茶の場合はどう […] 続きを読む
著作権侵害回避の手段(私的使用と企業内複製)公開日:2022年5月2日著作権法 著作権法では、著作物に対して、私的使用であればこれは著作権侵害とはならないと規定されています(著作権法30条)。これは、個人の私的な領域における活動の自由を保障する必要性があること、および経済的打撃が小さいことをその根拠 […] 続きを読む