ブログ
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ディヘイの公理
現代人は忙しい。そういわれて久しくあります。 24時間戦えますか?なんて聞いたらパワハラになる時代ではありますが・・・・。 あれもこれもしなければならない、仕事だけでなく家庭でもいろいろやることがある。 あれこれありすぎると優劣をつけること... -
現状維持の法則
何か新たなことに挑戦したいな、と思う人は多くいるでしょう。 でも何か一歩踏み出せない、という人も多くいると思います。 家族のこと、将来のこと、いろいろと頭をよぎり一歩踏み出せない。 挑戦には周囲の協力が必要ですから、説得をする必要があります... -
制限行為能力者の取引相手方の保護②
制限行為能力者の取引相手方の保護①において、催告権について触れました。 今日は、もう一つの保護をご紹介します。 それは、制限行為能力者本人が行為能力者であると信じさせるために、詐術を用いて、取引の相手方に行為能力者であると誤信させた場合、取... -
制限行為能力者の取引相手方の保護①
制限行為能力者は、制限に反する行為をした場合、法律行為の取消しや追認など保護を受けています。 ただ、制限行為能力者側からすぐに取消しがなされるわけではないため、取消しがなされなければ相手方は不安定な状況に置かれ続けることになります。相手方... -
補助人の権限
補助人には、以下の権限が認められています。 補助人がどのような権限を有するかは、補助開始の審判とともに、またはその後に行われる権限付与のための審判によって決まります。 同意権付与の審判、代理権付与の審判は、一方だけでも、両方がなされてもよ... -
保佐人の権限
保佐人には以下の権限が認められています。 ①当然に認められる権限 同意権(13条1項、2項) 13条1項所定の行為及び同2項の審判により指定された法律行為を被保佐人が行うことに対して同意を与えること 取消し権(13条3項、120条1項) 被保佐人が保佐人の同... -
成年後見人の権限
成年後見人には、次の権限が認められています。 権限 内容 代理権(859条1項) 成年被後見人の財産に関する法律行為についての包括代理権を有します。 取消し権(9条本文、120条1項) 成年被後見人の法律行為を取り消すことができます。 追認権(122条) ... -
未成年者の法定代理人の権限
未成年者の法律行為について、法定代理人は、以下の権限を有します。 権限 内容 同意権(5条1項本文) 未成年者が法律行為を行うことに対して同意を与えることができる 代理権(5条「法定代理人」、824条、859条) 未成年者を代理して法律行為を行う 取消... -
一日一歩
一日一歩、三日で三歩、三歩進んで、二歩さがる。 水前寺清子さんの三百六十五歩にマーチです。 歩くことに重点を置くと、歩いて前後に揺れているようなイメージが沸き、楽しそうな歌となっています。 楽しい歌ではありますが、一日一歩というフレーズは絶... -
制限行為能力者と単独でできる行為
制限行為能力者 単独でできる行為 未成年者 ・単に権利を得または義務を免れる法律行為(5条1項但書)・処分を許された財産の処分(5条3項)・営業を許された場合の営業に関する行為(6条1項) 成年被後見人 ・日用品の購入、その他日常生活に関する行為(...