契約書法務①不安の抗弁の考え方公開日:2020年4月4日企業法務 会社法関連 ある契約を結ぶ際に相手方に信用不安が生じたときの供給停止条項を入れることができますかというご相談はわりとよくあります。 契約は原則自由ですが、根拠がないことは盛り込んでみても効力を持たないといったことになりかねません。従 […] 続きを読む
独占禁止法と競業避止義務違反公開日:2020年4月3日暮らしと法律 競業避止義務は会社法上規定のあることです。従って現会社の業務と被る行為はやってはいけないことになっています。例えば会社法356条1項1号「会社の事業の部類に属する行為」とは、会社の事業の目的たる取引より広く、それと同種又 […] 続きを読む
改正民法の解説㉜債権譲渡禁止特約の取り扱い公開日:2020年4月2日暮らしと法律 旧民法化では債権譲渡禁止特約はそれを知っている者との関係では当事者は無効主張できた。しかし知らない者との関係ではその者が善意無重過失であれば対抗できないとされていた。 ここは解釈上批判の多い所であったため、新民法化では、 […] 続きを読む
東村山市の人々公開日:2020年4月1日ブログ 以前東京で暮らしていたことがあるのですが、東村山という町がありました。 どの辺でしょうか、確かあきる野市の近くだったかなあ、という記憶です。まあその辺りでしたね。東京で言うと西の方です。ここは少し仕事で行くことがあったの […] 続きを読む
改正民法の解説㉘連帯債務者の一人に生じた免除及び時効の完成公開日:2020年3月11日暮らしと法律 旧法下では、連帯債務者の一人に対してした債務免除は免除を受けた連帯債務者の負担部分の限度で、絶対的効力が認められる(旧437条)としていました。つまり連帯債務者一人に対して行った債務免除はその他の連帯債務者との関係でも生 […] 続きを読む
情報の取捨選択公開日:2020年3月9日ブログ 現代では瞬時に誰もが、必要な情報を入手できる環境にいます。一昔前には考えられなかったことです。 これによりどういう現象が起きているかというと、「情弱」という言葉です。 必要な情報が下りて来ず、また正しく把握できないがため […] 続きを読む
滋賀の海鮮丼と事業承継公開日:2020年3月8日事業承継 先日、滋賀の長浜に行って参りました。京都とは違う町並みでそれは楽しい所でした。町の中にお店がありシャッターが閉まっていました。張り紙には、50年のご愛顧誠にありがとうございますと、閉店の文字が。 そのお店は海鮮鍋のお店で […] 続きを読む
改正民法の解説㉗連帯債務者に関する問題(相殺)公開日:2020年3月7日暮らしと法律 前回に引き続き、絶対効と相対効についてであるが、本稿では相殺を扱う。総裁は旧法でも絶対効であった。ただその効力は少し改正による影響がある。 旧法では、例えば3人(A,B,C)の連帯債務者がいて甲が債権者とする。甲は三人に […] 続きを読む
改正民法の解説㉖連帯債務者に関する問題(履行の請求と相対効)公開日:2020年3月6日暮らしと法律 本稿から連帯債務者の関する諸問題を扱う。この辺りは改正が著しい分野且つ実務上有用な問題を多く含んでいるため依頼者からの質問も多い。 連帯債務者の問題を扱う上での前提となる考え方をまずは共有しておきたい。簡単なところから行 […] 続きを読む
不足するもの公開日:2020年3月5日ブログ 新型コロナウィルスにより、紙に関する商品がなくなっています。ウィルスなので、予防・拡散防止などの観点からマスクがなくなるのは理解できますが、トイレットペーパーなどがなくなったのは正直驚きました。 理由としては、単純に買い […] 続きを読む