威張る、ことさらに威勢を張って偉そうに・強そうにふるまうことを言います。
地位や名声を手に入れたときに起きやすいです。
上下関係でも発生しやすいですね。
学生時代は嫌でしたね。スポーツ系の部活をしていた時にはよく上級生に威張られたものです。
普通に接してくれればいいのに、何か高圧的、俺があってるみたいなスタンスで来られるのが苦手でした。
それもあってか、今でも突っかかってくる人はだいぶ苦手です。
そんな威張るですが、威張っているのはなぜなのか。
永六輔さんは、次のような言葉を残されているようです。
威張るのは、尊敬されていないことを知っているから。
また、相田みつをさんは、次のように言っています。
後輩のおかげで先輩になれる。威張ることはないんです。
両方ともすごく素敵な言葉です。
尊敬されていないから威張ってしまう、尊敬されていれば威張る必要はどこにもないですからね。
粋がる(イキる)ことはあっても、威張ることはないですから。
また先輩ってだけで一目を置いてくれるのですから、威張る必要もないはずです。
調子に乗ってしまうことはありますが、人に対して偉そうにする必要はないと思います。
やってもらったことに対して感謝、ダメなところは注意する、拙くても丁寧に接する、これが大事だと考えます。
大野