遺言書をご両親に書いてもらいたのですが、それを伝えるのが難しいといったご依頼がありました。確かにそうですよね。まるで死ぬ準備をしてくれといっているような、そんなつもりはないのだけれど誤解を招きそうです。こういったご経験はございませんか?そこで以下のようなご提案をさせていただきました。今回、ご紹介させていただきます。

古希(70歳)、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)、半寿(81歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)、百寿、紀寿(100歳)、それぞれの方のためにお祝いをしたいというご家族の方がいらっしゃったので何か趣向を凝らしたお祝いができないかと考えました。そこでおじい様、おばあ様の生きて来られた歴史年表の作成をお手伝いするという企画を考えました。名付けて「REKISHI」という企画です。これは遺言書もそうですが、日本社会を支えていただいた先輩に対する礼を尽くすといった側面が強い企画です。激動の時代である戦時中、また戦後直後を生きて来られた先輩が今は引退されていますが、その功績をたたえるべく発案したものです。

 作成した年表には当事務所が認証印(職印)を正式に押印します。その上で使用する素材には高級な和紙や、掛け軸型の素材などのご要望もご依頼者様と一緒に考えて作っていきます。そこに年号と思い出、また活躍された出来事やその方のお仕事内容をご希望を伺いながら記載していきます。

 出来上がりましたら、その後その流れで今度はおじい様、おばあ様側からの手紙を書いていただきます。

この手紙こそが遺言書です。遺言の形式を踏まえた形で記載して頂きますので、法的には問題ありません。普段お会いになる機会はあまりなくなっているご両親と過ごすひと時の中で、無理のない範囲での遺言書の作成となっており大変高評価をいただきました。

 遺言書の作成でお悩みの方はまだこちらの企画を実施していますので是非弊所にご連絡ください。