医療法人化のメリット公開日:2021年4月6日コンサルティング 診療所と医療法人の違いにも関わることですが、医療法人の設立には何かとメリットが多いのも事実です。以下では医療法人の設立のメリットをご紹介します。 1,分院が可能となります。 法人化により、個人経営の診療所には認められてい […] 続きを読む
民事訴訟法の考え方シリーズ(一部認容判決)公開日:2021年4月6日民法・民事訴訟法の考え方 一部認容判決は申し立て事項(133条2項2号)と判決事項の一致を要求する246条に違反しないかというのことが問題となります。 246条の機能は処分権主義の見地から申し立て事項を設定した原告の意思を尊重し申し立て事項を防御 […] 続きを読む
民事訴訟法の考え方シリーズ(処分権主義)公開日:2021年4月5日民法・民事訴訟法の考え方 民事訴訟法の重要な概念に処分権主義というのがあります。処分権主義とは、当事者に訴訟の開始、審判対象の特定やその範囲の限定、さらに判決によらずに訴訟を終了させる機能を認める建前をいいます(民事訴訟法246条)。 要は民事訴 […] 続きを読む
民事訴訟法の考え方シリーズ(二重起訴の禁止)公開日:2021年4月4日民法・民事訴訟法の考え方 同一の訴えを何度もそれも違う裁判所に同一人物が提起することはできるのでしょうか? まあ一種の嫌がらせではあります。これが認められると被告が手間ですし、なんだったら場合によっては判決がそれぞれ異なり矛盾判決なんてこともあり […] 続きを読む
民法の考え方シリーズ(親権者による代理権の濫用)公開日:2021年4月3日民法・民事訴訟法の考え方 未成年者の行為は原則として単独では行えず、必ず法定代理人による同意または後からの承諾(追認)が必要となるからです。このとき親がその親権者である地位を濫用して未成年者、つまり我が子に不利な契約をした場合、利益相反行為として […] 続きを読む
会社法の考え方シリーズ(効力のない財産引受けを発起人に帰属させるには)公開日:2021年4月2日企業法務 会社法関連 会社に財産引受けの代金を請求できない場合、例えば、定款に記載のない財産引受けは効力を有しないため、この場合相手方は成立後の会社に代金請求をすることができないです。 では相手方は発起人に対して代金請求をすることができるのか […] 続きを読む
会社法の考え方シリーズ(株式の共同相続について)公開日:2021年4月1日企業法務 会社法関連 相続の際には財産がその相続対象となります。もちろん現金や不動産だけでなく、株式も財産ですのでこれを相続することになります。 さて、この株式の相続ですが、仮に相続人が二人いて一つの株式を相続することがありえます。 この時、 […] 続きを読む
会社法の考え方シリーズ(財産引き受けの効力)公開日:2021年3月31日企業法務 会社法関連 定款に記載のない財産引き受けについて、成立後の会社が追認することができるかというお話があります。 と言いますのは、条文上財産引き受けは会社法28条2号では定款に記載がないと効力がないとされているからです。 そうはいうもの […] 続きを読む
憲法の考え方シリーズ(外国人に選挙権が保障されるか)公開日:2021年3月30日憲法 刑法の考え方 憲法は国民主権原理(前文1項、1条)を採用しており、また、選挙権は国民が自己の属する政治に参加する権利である。そこで選挙権はその権利の性質上、日本国籍を有する国民のみ保障される権利であり外国人には保障されないとされていま […] 続きを読む
憲法の考え方シリーズ(法人の人権)公開日:2021年3月29日憲法 刑法の考え方 憲法の条文上人権の章は第三章に規定があります。このタイトルは「国民の」と規定されているため、国民とは言い難い方、例えば、法人には人権が保障されるのかということが問題となります。 現代社会において法人も社会的実在として重要 […] 続きを読む