不十分な契約書の具体例公開日:2023年6月22日暮らしと法律 例えば、甲又は乙が本契約に違反した場合は損害賠償を請求する。という規定です。よく見ますが、これだと確かに違反した場合という条件により、損害賠償請求をされるということにはなります。 しかし、いくらの損害賠償でしょうか?また […] 続きを読む
小説の著作権公開日:2023年6月21日暮らしと法律 著作権の考え方を少し学んでおけば色々な場面で使うことが出来ます。 まず著作権そのものは権利としてはどこかに登録などの行為は必要ないです。ただ、第三者に対抗する場面が出た時に文化庁に登録しておくと権利関係がスムーズにいきま […] 続きを読む
法律的に認められない内容の契約書の有効性公開日:2023年6月18日暮らしと法律 例えば、ある権利が本当はこちらに発生していないのに、しているという前提で組まれた契約書。また契約書の大部分は法律的には可能なのに、ある重要な部分だけこれは不可能でしょうという内容であったりしますと、契約書全体または部分的 […] 続きを読む
愚痴聞きビジネスの法的性質公開日:2023年6月15日暮らしと法律 愚痴を聞くというビジネスがあるそうですので今回はこちらのビジネスについて、その性質を検討したいと思います。 愚痴を聞くのが目的ということは、聞いた事実をもって債務履行となります。 聞いたことという結果に対する対価が発生す […] 続きを読む
製造物責任法(PL法)と保証書での免責規定公開日:2023年5月1日暮らしと法律 保証書の制作は、メーカーでは必須の作業となります。製造物(家電品など)であればどういう風に使えばよいのか、どうしたら危険があるのか、と言った取扱い説明書も大切になりますが、保証書も大切です。保証書とはこの期間は無償で修理 […] 続きを読む
カルディコーヒーファームへ公取委勧告公開日:2023年4月16日暮らしと法律 下請法という法律をご存じでしょうか?契約書の作成やリーガルレビューをしておりますと検討材料には必ずと言っていいほど入ってくる法律の一つです。 これを無視すると行政勧告を受け場合によっては営業停止となります。 どういう法律 […] 続きを読む
改正民法の解説㊲債権の準占有者に対する弁済の改正公開日:2022年10月17日暮らしと法律 旧478条の債権の準占有者に対する弁済は弁済をした者が善意無過失の場合には有効となるという条文である。 これが準占有者という言葉がなくなり、旧480条の受取証書の持参人に対する弁済の有効性も消滅した。 代わって新478条 […] 続きを読む
改正民法の解説㊱異議を留めない承諾。無留保承諾の改正公開日:2022年10月14日暮らしと法律 無留保承諾が改正された。無留保承諾とは、債権譲渡がなされた場合に債務者に債権が譲渡されたことを通知する(新467条1項)。これをもって債務者への対抗要件となる。異議を留めない承諾ともいう。 この時、特に旧債権者に対する何 […] 続きを読む
アイデアと著作権公開日:2022年9月23日暮らしと法律 著作権は何らかの申請手続きを得なくても要件さえ満たしていれば成立します。 このように要件さえ満たしていれば成立するため、覚えておいてほしい重要な知識があります。 それは、「アイデアそのものは著作権で保護しない」というもの […] 続きを読む
出世払い公開日:2022年3月16日暮らしと法律 若く経済力が乏しいものに対して経済的援助をしようとするが、お金を返せないなどを理由として断られることがあることから、将来出世をしたときに返してくれたらいいという、明確に期限を設けずにお金を貸すなどの行為をしたときに「出世 […] 続きを読む