契約トラブル・対応– category –
契約に関するトラブルは、「認識のズレ」や「曖昧な取り決め」から生じることが多く、気づいたときには関係が悪化しているケースも少なくありません。
報酬未払い、契約違反、一方的な解除など、対応を誤ると不利な状況になる可能性もあります。
このカテゴリーでは、契約トラブルの具体例や、初期対応の考え方、内容証明の使い方、注意すべきポイントなどを解説しています。
「どう動けばいいのか分からない」という段階の方にも、判断のヒントとなる情報をまとめています。
状況に応じて、書面の作成や対応方針の整理も可能です。
一人で抱え込まず、早めにご相談いただくことで、選択肢が広がる場合があります。
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改正民法の解説㊲債権の準占有者に対する弁済の改正
契約トラブル・対応
旧478条の債権の準占有者に対する弁済は弁済をした者が善意無過失の場合には有効となるという条文である。 これが準占有者という言葉がなくなり、旧480条の受取証書の持参人に対する弁済の有効性も消滅した。 代わって新478条は受領権者以外の者であって「... -
改正民法の解説㊱異議を留めない承諾。無留保承諾の改正
契約トラブル・対応
無留保承諾が改正された。無留保承諾とは、債権譲渡がなされた場合に債務者に債権が譲渡されたことを通知する(新467条1項)。これをもって債務者への対抗要件となる。異議を留めない承諾ともいう。 この時、特に旧債権者に対する何らかの抗弁事項があった... -
爆笑問題太田「裏口入学」裁判
契約トラブル・対応
お笑いコンビ爆笑問題の太田光氏が日大芸術学部に裏口入学したと週刊新潮に書かれて、この記事により名誉を気付付けられたとして損害賠償を求めた事案です。 結果的に太田さん側が勝訴になって損害賠償440万円の請求が認められたんですが、この事件では、... -
製造物責任法(PL法)の使い方
契約トラブル・対応
製造物の欠陥によって生命、身体または他の財産に損害を被った場合に被害者は製造業者等に対して被った損害の賠償を求めることができるとする法律です。 製造物とは、製造又は加工された動産をいう(製造物責任法2条1項)。と定義されています。製造です... -
改正法「契約不適合責任」と旧法「瑕疵担保責任」
契約トラブル・対応
大きく異なる点は、契約不適合責任では特定物か不特定物かの区別はしていないということです。 旧法の瑕疵担保責任は不特定物には適用されていませんでした。それは、瑕疵担保責任が原始的瑕疵があった場合を対象とし、不特定物で数量不足となると、依然と... -
契約は一度締結したら何が何でも守られるのか(事情変更の原則の話)
契約トラブル・対応
契約は締結するもしないも当事者の自由です。そしてどのような内容の契約とするかもまた当事者の自由です。 そうであるならば、当事者がこれでよいと決めた契約であればそれは守られるべきです。 よって一度締結した契約は原則として守られるべきであると... -
譲渡担保権の設定
契約トラブル・対応
お金を借りた際の担保というのは一般人でも取れるのでしょうか? このようなご相談は意外にも多いです。 結論としましては「とれる」です。 担保と言ってもたくさんありますが、昔からよく聞く保証人にはなるなという言葉もあることですし本日は人的担保以... -
近親婚の範囲
契約トラブル・対応
日本では近親婚を禁止しています(民法734条) 734条によると直系血族又は3親等内の傍系血族の間では婚姻することができない。ただし、養子と養方の傍系血族との間ではこの限りでない(つまりこのただしの場合には結婚できるということになります)。 具体... -
著作権侵害回避の手段(私的使用と企業内複製)
契約トラブル・対応
著作権法では、著作物に対して、私的使用であればこれは著作権侵害とはならないと規定されています(著作権法30条)。これは、個人の私的な領域における活動の自由を保障する必要性があること、および経済的打撃が小さいことをその根拠としています。 では... -
アメリカ国籍者と日本国籍者がドイツ国籍者を日本で養子にする場合
契約トラブル・対応
前提としてこの二人の養親は日本で生活しているとします。ドイツ国籍者の男の子10歳とします。夫婦共同養子縁組とすると、アメリカ人とドイツ人、日本人とドイツ人のそれぞれで適用法律を考えます。 通則法31条1項前段により、養親の本国法をまず適用しま...