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不法行為〇×クイズ
さて、いきなりですが問題です。 AとBが請負契約によりBに建物を建築させてその所有者となり、その後Cに売却した。Cはこの建物をDに賃貸し、Dが建物を占有していたところ、この建物の建築の際におけるBの過失により生じた瑕疵により、その外壁の一部が剥離... -
すでに契約済みのものに追加事項がある場合
契約書を作成し、その後、その契約書はそのままにして、しかし、追加事項がある場合又はその契約書の一か所だけを変えたい場合、これはどうすればよいか?という問題があります。 この場合、契約書をやり直すという選択肢もあるにはあります。しかし、それ... -
今年11月の行政書士試験についてのご質問をいただきました。それに回答したいと思います。
行政書士試験が今年11月にあるのですが、この時期になりますと月に2人くらい、事務所に電話をしてこられ、試験をどう受けたらいいか、おすすめの参考書はなにか?果ては、記述式の添削コーチをしてほしいということをおっしゃられる方がいらっしゃいま... -
二番目の山
世界一位になる理由は何かあるんですか?二位じゃダメなんですか? とは2009年の発言ですから、15年前の発言です。 その意味内容については賛否が分かれるかと思いますが、言葉として多くの人の記憶に残っているかと思います。 世界一位の標高の山と... -
契約書の署名を偽造した場合、頼まれて署名した場合
偽造した場合は偽造罪に問われる可能性がありますが、頼まれた場合はどうでしょうか? 基本的に契約書の署名は本人の意思を確認するということで必要なものですのでいくら本人がよいといっても代筆は認められないことの方が多いでしょう。 それでも代筆を... -
瓶の栓を抜く理由
暑い季節、ビルの屋上でビールを片手に乾杯をしている方もいらっしゃるかもしれません。 飲食店でビールを注文したらジョッキで出てくるところもあれば、瓶ビールを用意してくれているところもあるでしょう。 ジョッキであれば何も不思議に思いませんが、... -
賃料の増減と借地借家法
賃貸借契約を締結するということは、目的物を利用させてもらう代わりに賃料を支払う必要があります。 その時々の社会情勢によって賃料は増減することが望ましいですが、貸主と借主の間でその額について隔たりが生じてしまうことがあります。 賃借人「賃料... -
賃貸借と登記〇×クイズ
さて、いきなりですが問題です。 今回の問題はとても簡単ですよ。 AさんとBさんはAさん所有の甲建物について賃貸借契約を締結しました。その際、「賃借権の登記をしない限り、賃借人は賃借権を第三者に対抗することができない」という特約を定めました。 ... -
契約書には何を書いても有効となるのか
少し刺激的なタイトルですが、結論的にはNOです。ではなぜNOとなるのか。 基本的に、犯罪でないのであれば自由経済となりますので、当事者が納得していることであれば、それは有効となるのが契約です。 しかし、自由経済を逸脱するような、例えば、愛人契... -
夏季休業のお知らせ
関係各位の皆様平素はご愛好賜りまして、誠にありがとうございます。 誠に勝手ではございますが、 8月13日(火)~18日(日)の期間は夏季休業とさせていただきます。 メールなどのお問い合わせにつきましては、19日以降にご返信、ご対応いたします。 8月1...