国民の声を司法(刑事裁判)にも反映させる。
その趣旨で始まった制度の一つとして裁判員裁判があります。
裁判員は、裁判員候補者名簿からくじで選ばれるようになっています。
選ばれた裁判員は、刑事裁判に出席し、証拠や供述を見たり聞いたりして、裁判官とともに有罪か無罪かを判断します。
この制度は、2009年5月21日以降に発生した事件が対象となっています。
すべての刑事事件が対象になると思うかもしれませんが、そうではなく、重大な刑事事件に限定されています。
一つとして、死刑または無期懲役・無期禁錮に当たる罪の事件があげられています。
例えば、殺人罪、強盗致傷・強盗致死、などです。
大野