先日、エリザベス女王が崩御されました。

イギリスの女王でありましたが、日本に来日したこともありました。

それがきっかけで生まれたものもあります。

競馬をやっている人には聞きなじみがある、エリザベス女王杯。

これは、1975年にエリザベス女王が来日したことを記念にして創設されたG1レースです。

また、エリザベス女王が来日したとき以下のような話があるようです。

エリザベス女王が来日し、新幹線に乗ることを希望しましたが、私鉄各社がストライキを決行中で、国鉄もストライキを決行しました。

話し合いが行われましたが、まとまりません。

しかし、エリザベス女王が興味を示している新幹線に乗れないのは避けたい。

国鉄は幹部だけで動かすとしましたが、作業員などがいなければ事故の可能性がある。

それでも何とか、ストライキを解除し、飛行機で関西に向かった女王は名古屋から東京へ戻る際に何とか新幹線に乗車することができました。

女王ともなると荷物や関係者が多くあり、なんと3分も遅れて名古屋駅を発車、富士山を見える区間では減速させる、などがあり定刻に東京につかないピンチが発生。

日本では当たり前となっている定刻発車、到着ですが、海外では当たり前といわれています。

3分遅れなら女王も何も言わないかと思います。

が、名古屋を出発する前に「新幹線は時計より正確だと聞いています」、と女王から声をかけられていた国鉄の幹部は焦ります。

制限速度ギリギリで走行した結果、定刻に到着できました。

その期待に応えた運転士に国鉄の幹部も感謝を述べたことでしょう。

大野