会社を経営、チーム編成の責任者、現場監督など責任ある地位にある人は、部下・スタッフを持つものです。
指示通りに働いてくれる方もいれば、自由に働く方もいらっしゃいますね。
ただ、後継を育てる、一人で仕事ができるようになってもらうためにも、指導や知識の伝授が必要となります。
そんなときどんな風に部下・スタッフと接しますか。
懇切丁寧に指導するのが一番ですが、何十人、何万人もスタッフを抱えているとすべてにそのように接することは大変難しいものです。
少し、スポコン臭くなってしまいますが、ある指導者は以下のように使い分けていたようです。
「三流は無視、二流は称賛、一流は非難」
無視している期間は自ら這い上がる力を養わせる期間
称賛されている期間は一流とは認めない期間
非難されてやっと一人前、さらなる向上を促すために非難する
非難をするとパワハラとなる可能性がありますが、それは無意味に批判をしているためで、理由をきちんと付したうえで批判をし、成長を促すための非難であればパワハラにはならないでしょう。
一から十まで指導するのもいいですが、段階を踏ませたうえで、自ら考え自ら行動させる、それに対する適切な評価を行う、これがスタッフの育て方なのかなと思います。
皆さんはどう考えますか。
大野