全員野球、それはスタメンだけでなく部員全員が同じ目標のために一致団結して試合に臨むことを言います。
ビジネス界でも使われる用語です。社員全員で頑張ってこの危機的状況を乗り切ろうという感じで使われる、あれです。
野球は個人競技ではなく団体競技です。
個人競技の場合、勝てない相手である場合、ほぼ勝つことはできません。
100mを15秒で走る人が、ウサインボルトに勝つことはほぼありません。
団体競技の場合はこれを覆す可能性が多分にあります。
それを古くから国民に普及していた「野球」を用いて使った言葉が全員野球だと思います。
野球は9つのポジションがあり、それぞれ求められる役割が異なります。また、スタメンではない人たちも重要な役割を持っています。抑え、中継ぎ、代走、代打、守備固めなど、スタメンになるほどの能力がないかもしれないが、一芸に秀でた人たちが控えています。
それを適材適所に配置し、それぞれが役割を果たせば、強い相手でも勝てる可能性が出てくるのです。
それぞれが役割を果たすこと、それが「全員野球」です。
俺はスタメンじゃないから・・・・
ではないのです。
あなたのそのバント技術が求められる日まで研鑽することが重要です。
これはビジネス界においても同じだと思います。それぞれがそれぞれの役割を果たすことが大きな成果を生み出す一歩だと思います。
大野
全員野球
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