多くの方がお持ちになっている運転免許証。
これをとるために30万円近くの費用が掛かると思います。

ただ、現在では自動運転技術が日進月歩で発展していますから、いずれ免許がなくても車が乗れる日が来るかもしれません。

その日が近ければいいのですが、完全な自動運転になるには何十年、何百年かかるかもしれません。

日本に限って話をしますと、少子高齢化で生産年齢人口が減少し、働き手が減少しています。
どの分野でもそうですが、運転免許関連で行けば物流の話が関係してくるかもしれません。

現在はどこにいても荷物が届くようになっていますが、それは誰かが運んでくれているからです。
大型の運転免許をもった方がトラックを運転して、物を運んでくれている。

しかし、働き手が減少していくことでトラックの運転手の数も減るかもしれません。

トラックの運転手の数が減少すると、物流が滞る可能性があります。

ただでさえ生産人口が減少しているのに、大型免許を持つ人の数はそう多くはないでしょうから、トラックの運転手の数は確実に減ると思います。

そうなると、物流会社は早めに行動しておく必要があります。行政としても物流を止めないような政策を講じる必要があるかもしれません。

例えばですが、運転免許の値段を安くしたりして、大型免許を取りやすい環境を作る(安易な考えかもしれませんが)。

かといって、質を落とすと事故の発生リスクが高くなる。

事故の発生リスクを抑えるために質を保ちつつ、自動運転技術の向上に注力していく。

いままで当たり前のようにあった光景のピース1つが欠けていくと社会全体がガラリと変わるのかもしれません。

大野