
「ブログ」の記事一覧

民法の考え方シリーズ(2つの別個の契約の1つを解除した場合、残りの契約は解除できるか)
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2つの別々の契約を同じ相手方と締結した場合、例えば、売買と賃貸とします。売買の方が解除になった場合賃貸の方はそのまま契約はいきるものでしょうか? 原則として、別々の契約なので契約主体が同じでも連動して解除にななりません。 […]

民法の考え方シリーズ(説明義務違反とは)
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売買契約などを締結した際には知識量に差があるわけです。そうなりますと売り手はこれがどういう商品なのかなどの説明をする義務があります。この根拠は信義則ということになります(民法1条2項)。ただ契約の内容ではない場合もあるの […]

民法の考え方シリーズ(賭博資金のための借金は契約として有効か)
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金融機関や個人からお金を借りる行為(金銭消費貸借)を締結した場合、この借りた後のお金を賭博資金にしようとしていた場合、これは有効と言えるかが問題となります。 と言いますのは、賭博は民法90条で民事的には無効(刑事的には賭 […]

権利能力と意思能力と行為能力
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①権利能力 権利義務の帰属主体となりうる能力 自然人(人間)や法人などが該当します。 ジュースを購入したら、ジュースはあなたの物になります 漫画を売れば、お金があなたに入ります 物を売ったり買ったりした […]