暮らしと法律– category –
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示談とは
何かトラブルが生じた場合、当事者間が話し合いを行った結果、トラブルの解決について合意することを示談、といいます。 一番耳にする場面としては、刑事事件でしょう。被害者と示談したことで不起訴の判断がなされた、というケースもあります。 他には契... -
解除事由と契約の解除
前回の「契約の解除とは?知っておきたい基本と注意点」の続きです。 サラッと、契約の解除について思い違いをする可能性がある点について書きたいと思います。 契約を一度締結すると、その内容に拘束されますが、この拘束から解放される制度が解除です。 ... -
契約の解除とは?知っておきたい基本と注意点
日常生活でもビジネスでも、契約を結ぶ機会はたくさんありますが、いざトラブルになったとき「どうすれば契約を解除できるの?」と困ることも。そんなときに役立つ基本知識を記します。 契約の解除とは 契約の「解除」とは、すでに成立した契約を将来に向... -
債務不履行とは
債務不履行とは、債務者が債務の本旨に従った履行をしないこと、を言います。 債務不履行には、3つの種類があります。 ①履行遅滞 債務の履行が可能であるにもかかわらず、履行期を過ぎても履行しない場合②履行不能 債務の履行が不可能である場合③不完全... -
契約の拘束力と解除
意思の合致があると契約が成立します。契約が成立すると、当事者はその内容に拘束されることになります。 拘束されるのはなぜか?・契約から簡単に解放できるとなると、一方当事者にあまりにも不利になることが生じる可能性があり、経済活動が滞ることにつ... -
法律の施行日
法律は国会で審議され、成立します。 そして成立した法律を一般に周知させる目的で「公布」されます。 その後、法律の効力が一般的、現実的に発動し、作用する「施行」となります。 公布された法律がいつから施行されるかについては、通常、その法律の附則... -
法律を廃止するとき
法律は原則として国会で制定されます。 また法律を廃止するのも国会です。 そして、法律を廃止するにも法律を作ります。 参議院法制局のHPでは法律の廃止について「ある法律を新たに立法措置により消滅させてしまうこと」と記載しています。法律の廃止の場... -
特定少年とは
少年事件といわれるものには、少年法が適用されます。 少年事件とは、20歳未満の者が犯罪に相当する行為をした事件を総称して言います。 少年とは、少年法第2条第1項に、20歳を満たない者、と定義されています。 民法の改正により成年年齢が18歳と... -
人間国宝と法律
今日からあなたは人間国宝です。 といわれたら何かすごいことしたのかなと思ってしまいます。 勝手に名乗っているのか、それとも誰かに指定されるのか、果たしてどちらでしょうか。 ニュースになるくらいですから、後者ですね。 人間国宝は文部科学大臣が... -
戸籍に読み方明記が義務化
2023年6月2日、戸籍法の一部改正を含む「行政手続きにおける特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律」が参院本会議で可決され、成立しました。 これにより、これまで戸籍上明記されていなかったフリガナが追加されるこ...