契約法の考え方– category –
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契約書作成ー書き方のポイントー│南本町行政書士事務所(大阪)
個人事業主、会社を起業しビジネスを展開していると契約書に触れる機会が多くなります。経営者の方が押さえておくべきポイントを解説します。 契約の仕方 契約とは、2人以上の当事者が合意をすることによって、法的な効果(権利義務)が発生する行為です。... -
契約法の考え方(ソフトウェア開発基本契約書の注意点)
ソフトウェア開発におきましては、関連する人と共同開発者の存在さらには、対象となるソフトウェアの特定、それからプログラムの著作物の帰属先について明記しなければならず、該当項目が多いのが特徴となります。 特に、受注側、委託側の担当責任者の明示... -
契約法の考え方(譲渡担保権設定契約)
譲渡担保とは、担保の目的で目的物の所有権を債権者に移転させることです。これは法律の要件を満たせば自動的に効力が生じる法定担保物権の留置権や先取特権とは異なり、抵当権のように自分達で設定させることができるという点に特徴があります。 また抵当... -
契約法の考え方(動産譲渡担保権設定契約書の条項)
不動産より簡易に担保として活用できるためよく使われる契約形態です。 消費貸借契約を締結しその中で動産譲渡担保権の設定契約を締結することが多いでしょう。 特に気を付けなければならないのは、対象が動産であるという点です。 動産ということは、劣化... -
契約法の考え方シリーズ(賠償額○○万円と規定したら有利なのかどうか)
契約違反があり賠償請求できると規定するのは問題ありません。中には賠償金100万と書いてほしいとおっしゃる方もいらっしゃいます。 これは問題ないのですが、仮に実際の契約違反の際100万円以上の損害が出た場合にはどうなるのでしょうか? 金額を明記し... -
契約法の考え方シリーズ(損害賠償の範囲を限定する文言は有効かどうか)
本契約に違反した場合、相手方に損害を与えたときはその損害を賠償する責任を負う。 という文言を記載されている方が弊社にリーガルレビューを依頼してくだされ方には割といらっしゃいます。 契約違反になった際、損害賠償を請求するという規定はそもそも... -
契約法の考え方シリーズ(一切責任を負わないとする条項の有効性)
責任を一切免除するという規定を記載している契約書をよく見かけます。 弊社に依頼される方の中にもこういった方はいらっしゃいます。 ではこのような規定はそもそも有効なのでしょうか? 結論から言いますと、争いつまり裁判になった場合には一切責任を負... -
プライバシーポリシーについて
プライバシーポリシーは取得した個人情報をどのように保護するか、用途はなにか、疑義がある場合にはどこに言えばいいのかを記載したものをいいます。 ECサイト上で個人情報を取得することがないのであれば必要ありませんが、そういうビジネスはあまりあり... -
通信販売とクーリングオフ
クーリングオフとは無条件で契約後8日以内に解約できる制度です。これは消費者契約法を原則とし訪問販売に主に適用されます。これとは別に一部特定商取引法で定められた契約もクーリングオフの適用があります。 その中で言いますと、通信販売という形態を...