契約トラブル・対応– category –
契約に関するトラブルは、「認識のズレ」や「曖昧な取り決め」から生じることが多く、気づいたときには関係が悪化しているケースも少なくありません。
報酬未払い、契約違反、一方的な解除など、対応を誤ると不利な状況になる可能性もあります。
このカテゴリーでは、契約トラブルの具体例や、初期対応の考え方、内容証明の使い方、注意すべきポイントなどを解説しています。
「どう動けばいいのか分からない」という段階の方にも、判断のヒントとなる情報をまとめています。
状況に応じて、書面の作成や対応方針の整理も可能です。
一人で抱え込まず、早めにご相談いただくことで、選択肢が広がる場合があります。
-
民事訴訟法の考え方シリーズ(一部認容判決)
契約トラブル・対応
一部認容判決は申し立て事項(133条2項2号)と判決事項の一致を要求する246条に違反しないかというのことが問題となります。 246条の機能は処分権主義の見地から申し立て事項を設定した原告の意思を尊重し申し立て事項を防御の最終目標とした被告に対する... -
民事訴訟法の考え方シリーズ(処分権主義)
契約トラブル・対応
民事訴訟法の重要な概念に処分権主義というのがあります。処分権主義とは、当事者に訴訟の開始、審判対象の特定やその範囲の限定、さらに判決によらずに訴訟を終了させる機能を認める建前をいいます(民事訴訟法246条)。 要は民事訴訟とは、裁判ではあり... -
民事訴訟法の考え方シリーズ(二重起訴の禁止)
契約トラブル・対応
同一の訴えを何度もそれも違う裁判所に同一人物が提起することはできるのでしょうか? まあ一種の嫌がらせではあります。これが認められると被告が手間ですし、なんだったら場合によっては判決がそれぞれ異なり矛盾判決なんてこともあり得ます。 そこで民... -
民法の考え方シリーズ(親権者による代理権の濫用)
契約トラブル・対応
未成年者の行為は原則として単独では行えず、必ず法定代理人による同意または後からの承諾(追認)が必要となるからです。このとき親がその親権者である地位を濫用して未成年者、つまり我が子に不利な契約をした場合、利益相反行為として無効(無権代理)... -
民法の考え方シリーズ(不法行為の考え方)
契約トラブル・対応
不法行為とは相手の命を奪う、殴るなどの生命身体に対する攻撃や名誉を害する発言、相手のものを壊したり奪ったりする財産侵害まで、人に対する何らかの侵害行為をした場合、損害賠償請求をされるというものです。 民法709条がメインとなります。 これは要... -
民法の考え方シリーズ(第三者の錯誤取消しの主張)
契約トラブル・対応
第三者は錯誤取り消しを主張できるか。錯誤取り消しの主張適格があるかという問題があります。 錯誤の主張は当事者保護のものであり、第三者はこれが出来ないのが原則です。しかし、例えば、錯誤の主張ができる人に対してお金を貸している人がいたような場... -
民法の考え方シリーズ(96条3項の第三者と登記の有無)
契約トラブル・対応
仮に第三者が善意無過失であった場合、権利主張をするのに不動産登記をする必要があるのでしょうか? 二人の人間が出てきていて両者とも権利主張をする場面ですので登記が必要なようにも思えます。 しかし、96条3項の第三者は承継取得したという感覚に近い... -
民法の考え方シリーズ(94条2項類推適用)
契約トラブル・対応
ある不動産の所有者が他人名義の登記がされているのを知りながら、放置していた場合、この放置されている不動産をその他人が善意の第三者に売り渡した場合、この譲渡は有効となり第三者は所有権を主張できるかという問題があります。通謀はしていないため9... -
民法の考え方シリーズ(虚偽表示と二重譲渡の関係)
契約トラブル・対応
94条2項では通謀虚偽表示があった場合に、善意の第三者に対抗することができないとあります。 では、以下の場合はどういう処理になるのでしょうか。 Aが所有する建物をBと通謀しB名義に登記をしたとします。BはこれをCに譲渡するのですが、Aはそもそも真の... -
民法の考え方シリーズ(制限行為能力者の詐術)
契約トラブル・対応
制限行為能力者が、みずからが制限行為能力者であることを黙秘している場合にも民法21条の詐術にあたるかというお話があります。 制限行為能力者といいますのは、未成年、成年被後見人、成年被保佐人、補助人の言います。この方々は判断能力が乏しいという...