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民法の考え方シリーズ(親権者による代理権の濫用)
民法・民事訴訟法の考え方
未成年者の行為は原則として単独では行えず、必ず法定代理人による同意または後からの承諾(追認)が必要となるからです。このとき親がその親権者である地位を濫用して未成年者、つまり我が子に不利な契約をした場合、利益相反行為として無効(無権代理)... -
会社法の考え方シリーズ(効力のない財産引受けを発起人に帰属させるには)
企業法務 会社法関連
会社に財産引受けの代金を請求できない場合、例えば、定款に記載のない財産引受けは効力を有しないため、この場合相手方は成立後の会社に代金請求をすることができないです。 では相手方は発起人に対して代金請求をすることができるのか、という問題があり... -
会社法の考え方シリーズ(株式の共同相続について)
企業法務 会社法関連
相続の際には財産がその相続対象となります。もちろん現金や不動産だけでなく、株式も財産ですのでこれを相続することになります。 さて、この株式の相続ですが、仮に相続人が二人いて一つの株式を相続することがありえます。 この時、株式の配当をもらう... -
会社法の考え方シリーズ(財産引き受けの効力)
企業法務 会社法関連
定款に記載のない財産引き受けについて、成立後の会社が追認することができるかというお話があります。 と言いますのは、条文上財産引き受けは会社法28条2号では定款に記載がないと効力がないとされているからです。 そうはいうものの、財産引き受けをする... -
憲法の考え方シリーズ(外国人に選挙権が保障されるか)
憲法 刑法の考え方
憲法は国民主権原理(前文1項、1条)を採用しており、また、選挙権は国民が自己の属する政治に参加する権利である。そこで選挙権はその権利の性質上、日本国籍を有する国民のみ保障される権利であり外国人には保障されないとされています。 つまり憲法上は... -
憲法の考え方シリーズ(法人の人権)
憲法 刑法の考え方
憲法の条文上人権の章は第三章に規定があります。このタイトルは「国民の」と規定されているため、国民とは言い難い方、例えば、法人には人権が保障されるのかということが問題となります。 現代社会において法人も社会的実在として重要な機能を果たしてい... -
民法の考え方シリーズ(不法行為の考え方)
民法・民事訴訟法の考え方
不法行為とは相手の命を奪う、殴るなどの生命身体に対する攻撃や名誉を害する発言、相手のものを壊したり奪ったりする財産侵害まで、人に対する何らかの侵害行為をした場合、損害賠償請求をされるというものです。 民法709条がメインとなります。 これは要... -
民法の考え方シリーズ(第三者の錯誤取消しの主張)
民法・民事訴訟法の考え方
第三者は錯誤取り消しを主張できるか。錯誤取り消しの主張適格があるかという問題があります。 錯誤の主張は当事者保護のものであり、第三者はこれが出来ないのが原則です。しかし、例えば、錯誤の主張ができる人に対してお金を貸している人がいたような場... -
刑法の考え方シリーズ(被害者の承諾)
憲法 刑法の考え方
犯罪の成立要件の一つに違法性阻却事由がないことが必要です。 違法性阻却事由とは、正当防衛でないことのようなことをいいます。つまり例えば、誰かにナイフで刺されそうになったとして反撃にナイフで刺し殺した場合、客観的にはナイフで殺したので殺人罪... -
沈黙は金なり
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沈黙は金なりとは、沈黙は金(きん)にも例えられるほどの価値がある、ということです。まぁ、黙っていればよかったのに、ということですね。怒られているとき弁明したいことがあるが、それをグッとこらえ、ボロを出さないようにしておく。何も弁明をする...