ブログ
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行政書士の業務概要(令和3年度版)
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民法の考え方シリーズ(取得時効と登記)
ある土地を時効取得した人は第3者に対して時効取得を登記(177条)なくして対抗できるかという問題があります。例えば、土地の持ち主AがいてそのAの土地を甲が10年善意で取得時効したとします。これを知らずにAはは第三者に売ったとします。この第三者から... -
民法の考え方シリーズ(177条の第三者)
民法177条は重要な条文の一つです。相対立する2者間で不動産について権利主張をする場面では登記をしている方がもう一方に優先するとする規定です。 177条の「第三者」は当事者もしくはその包括承継人に当たらない者で登記の欠缺を主張する正当な利益を有... -
民法の考え方シリーズ(時効完成後の債務承認)
債権の消滅時効が完成した場合、時効が完成したということを債権者に通知する行為を援用と言います。 時効制度はこの援用という行為をしなければ時効の主張をすることができません。 また債務があるということを認める行為を承認と言います。この承認とい... -
小さなコンビニ
今やコンビニの数は5万店舗を超えています。夜に飲み物が欲しい、小腹がすいたなどにも大変役に立っているコンビニ。 定価での販売が基本にもかかわらず、競争に勝ち残っている小売形態ですね。コンビニが拡大してきたのは、一定の地域に集中的に出店する... -
会社法の考え方シリーズ(株主総会決議の効力を問うための訴訟制度)
株主総会における意思決定は、決議という形でなされます(会社法309条1項)。 そして、決議は法律行為の一種ですから、瑕疵ある決議は無効となるはずです。 例えば、呼ぶべき株主をあえて呼ばないとか、呼んだとしても一切質問を受け付けないですとかそう... -
るろうに剣心~最終章~の話
4月23日/6月4日で二本立てでロードショーです。本当は去年のGWに上映する予定だったらいいのですが、去年は人が集まったらいけない(今も良くはないんですが)という流れだったため、上映を見送り、今年は上映するという事で非常に楽しみです。 主演の佐藤... -
民法の考え方シリーズ(不動産賃借権の時効取得)
不動産賃借権が163条の所有権以外の財産権にあたるとして時効取得できるか。 不動産賃借権は債権であるが、物の使用収益を内容としており永続した事実状態を観念できる。 もっとも、権利者の時効中断の機会を確保する観点から、➀目的物の継続的用益という... -
行政書士のルーツ
行政書士は、主に書類を作成する専門家です。弁護士や司法書士などほかにも「士業」という専門家がいますが、そのルーツは江戸時代までさかのぼるそうです。公事宿という地方から訴訟のために出てきた人たちが泊まる宿があったそうで、その宿で訴状の作成... -
オカルト
オカルトとは、目で見たり・触れたりして感じることができない何かです。幽霊や魔術など非科学的な超自然現象をオカルトといいますが、簡単に言うと「よくわからないが、何かおきること」をいうのでしょう。宝くじが当たった人の経験談として・いいことが...