1872年(明治5年)4月2日(新暦では5月8日)に名古屋県と犬山県が統合され、愛知県の名称が使用されるようになりました。
そして、同年11月27日(新暦では12月27日)には額田県を編入し、今日とほぼ同じの県域となったそうです。
なぜ、愛知という名称を使うことになったのでしょうか。
一説には、万葉集巻三の高市黒人の歌に登場する「年魚市潟(あゆちがた)」に由来するといわれています。
あゆちという言葉が転じて「あいち」となり、廃藩置県の後、県庁が愛知郡の名古屋城内に置かれたことから、県名に採用されたようです。
名古屋城内に県庁を置いたということは、名古屋城の天守閣からも近いということなのでしょうか。
大野