昨今これだけ話題になり注意喚起されているにも関わらず、未だに誹謗中傷が蔓延しているのは何故でしょうか。
理由は大きく2つあり、1つはSNSの匿名性、もう1つは歪んだ正義感によるものです。最も誹謗中傷が多いSNSとして挙げられるのがX(旧Twitter)です。他のSNSと比べると幅広い年齢層に利用されており、Xの最も大きな特徴である匿名性が高いという理由により過激な発言をするユーザーも多いことからこのような現象が起こっているのでしょう。また、良かれと思って発信した言葉が誹謗中傷になりうることもあります。
誹謗中傷を受けた側は、「権利侵害が明らかである」「損害賠償請求するなどの正当な理由がある」といった2つの条件を満たしている場合、匿名であったとしても情報の開示請求をすることができます。慰謝料の相場は、一例として名誉毀損であれば個人で約10万円~約50万円、法人においては約50万円~約100万円とされています。
普段使っているSNSがきっかけでこれだけの大事になる可能性もあるのです。
今一度、SNSの使い方を見直してみるのはいかがでしょうか。