夏のボーナスで旅行に行きましたか。

企業によって様々ですが、一般的に夏のボーナスは6月下旬から7月上旬といわれています。

冬は12月中に支払われるところが多いようです。

夏のボーナスといっていますが、暑いときにもらうものではないんですね。

かわって、国家公務員の夏のボーナスの支給日は6月30日、冬のボーナスは12月10日と人事院規則に定められているようです。

国家公務員のボーナスが3年ぶりに上昇させる勧告が出た、というニュースが最近出ましたが、これは国家公務員がその地位や特殊性、職務の公共性から労働基本権が一定の制約がされている代わりに、人事院というところが給与勧告等を行うという代替措置が取られているためです。

また、意外にも国会法という法律にも給与に関する規定があります。

国会法35条

「議員は、一般職の国家公務員の最高の給与額(地域手当等の手当てを除く)より少なくない歳費を受ける」

つまり、国家公務員の一般職の最高位は事務次官ですから、議員の歳費はそれよりも高くてはならないのです。

この法律の規定により、国会議員の給料を下げろと言われていますが、実施してしまうと、必然的に国家公務員の一般職の給料も下がってしまうのです。

意外な事実でした。

夏のボーナスをもらえた方、何に使いますか。

家電を購入されますか、旅行に行かれますか、それとも貯蓄ですか。

是非、有意義に使ってください。

大野