スポーツ選手は憧れの対象となる人が多いですね。

イチローさん、松井秀喜さん、長嶋茂雄さん、王貞治さん、中田英寿さん、井上尚弥さん、アルシンドさん、等たくさんいます。

長い間、現役生活をしていると、年齢を重ねたことに伴い肉体が追い付かなくなってしまうこともあります。

若い頃はきびきび、スピードもハードプレーもできたが、走れなくなった、動きづらくなった。

そんな選手を見て、もうあいつは終わりだ、という批判がベテランになるにつれて増えてきます。

若い頃、いいプレーをしていた時のことを知っているからこそ、出てくる批判かもしれません。

選手自身気づいているかもしれませんが、それでも現役を続けるということは何か成し遂げたい目標があるのではと思います。

サポーターとしては選手に対して時に厳しい目線を向け、叱咤激励をすることで選手を奮起させ、良いプレーをしてほしいとの願いもこもっているのかもしれませんが、ただ単に、もう年なんだから若手に道を譲りなよ、とだけでは何も成長しません。

エラーが多くなった、それは足が動いていないからだ、パンチが弱くなったからダウンを奪えなくなっている、等プレーに対する批判をすることで選手も進退を考え、それでも続ける場合には批判された部分を技術などで補っていくことになるのではないでしょうか。

若手に譲りなよ、という言葉はどこでも言われますが、なぜ若手に譲るのか、その必要があるのか、ということを認識する、させることが重要なのではないでしょうか。

大野