昨年の大河ドラマの主人公である渋沢栄一

一橋大学を創立したり、現在のみずほ銀行を創立したり、東京ガス株式会社を創立したり、サッポロビール株式会社を創立したりして、約500の企業を創設し、約600の教育・福祉事業の設立に貢献した人です。

その貢献が評価され、新しい1万円札の顔になることが決まっています。

福沢諭吉の1万円がピッタリすぎるので、違和感が出そうですが・・・。

そんな渋沢栄一氏ですが、名言をいくつも残しています。

その一部をご紹介します。

「もうこれで満足だという時は、すなわち衰えるときである」

いつの時代も、何かに挑戦する、満足してしまうとそれは衰え、と考えるあたり、何百もの事業に携わってきたことに納得してしまいます。

「どんなに勉強をし、勤勉であっても、うまくいかないこともある。これは機がまだ熟していないからであるから、ますます自らを鼓舞して耐えなければならない」

いろんなことに挑戦をし、失敗もたくさんしてきたのだと思います。
その失敗は機が熟していなかっただけで、いつか成功するときが来ると、前向きに考えるあたり、名経営者のにおいがしますね。

江戸から明治時代へ、激動の時代を生きてきただけあって、芯のしっかりした人物であったのかもしれません。

大河ドラマでもそのように描かれていたのでしょう。

大野