会社に勤めることになったとき、会社のルールがあるのではないでしょうか。
会社内での規則、社内規則です。

あれはやってはダメです、と予め決めておくことで責任を明確化し、統制を図るために設けられるものです。

内規ですから、その会社にのみ通用するものとなりますが、その種類は様々です。
退職金に関する内規、賃金に関する内規、育休に関する内規、個人情報に関する内規、内部情報に関する内規、賞罰に関する内規、人事考課に関する内規、などなどが考えられます。

会社が小さい場合には、責任者が社員と直接話せる機会が多く、注意や約束事を直にできますが、会社が大きくなると目が届かなくなるため、内規を定め、周知する方法をとります。

最近では、某アナウンサーが美容院の代金を無料にする代わりにその美容院のSNSに登場するというステルスマーケティングをやっているのではないかという問題がありましたね。

某アナウンサーもテレビに出ているもののタレントではなく、一会社員にすぎませんから、利益供与を受けたと判断された場合には、社内内規により処分される可能性があるということになります。

副業等が解禁されつつある日本企業ですが、会社の利益に反するような行動をとった場合には社内内規により処分を受ける可能性があるため注意が必要です。

大野