行政書士は、主に書類を作成する専門家です。

弁護士や司法書士などほかにも「士業」という専門家がいますが、そのルーツは江戸時代までさかのぼるそうです。

公事宿という地方から訴訟のために出てきた人たちが泊まる宿があったそうで、その宿で訴状の作成、交渉などを行っていました。

訴状の作成・・・
現在ではできませんが、書類を作成する仕事ですので、行政書士の祖先である代書人はそこで書類を作成していました。

そして、明治に入り、証書人・代言人・代書人という職業が定められました。

証書人:公証人
代言人:弁護士
代書人:行政書士および司法書士

昔からあった仕事が現在も残っている、それだけ信頼されている仕事が行政書士ということになります。