何かをするとき、思っていた通りに物事が進むことは少ないと思います。
商品やサービスを開発しようとするときもそうだと思います。
失敗で終わってしまうことが多いですが、その失敗が何かのきっかけで成功へと結びつくこともあるそうです。
有名なところでは、ポテトチップス。
あるレストランで、ポテトフライを注文した方がいたそうで、提供をすると「なんでそんな厚切りなんだよ」とクレームが入ったそうです。
なにくそと思った従業員の方が「薄切りでカリカリに揚げてやる」と思って提供すると、大変喜ばれたそうです。
これがポテトチップスの誕生の瞬間です。
また、付箋で有名な3M
粘着力が強いのにはがれやすい付箋で有名な会社です。
これも、絶対にはずれない接着剤を開発しようとしていたが、はがれやすい接着剤ができてしまったそう。
接着剤の開発に失敗してしまったのですが、張っていた紙がひらひらと落ちるところを見た開発者さんが、あの接着剤を使うことができないかと考え、作られたのがポストイットなのです。
なにくその精神、ひらめきなどによって新たなサービスや商品ができるということもあるんですね。
大野